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ベッドフレームがライフスタイルを決める!!

Sorry imKirk
ベッドフレームを選ぶことは楽しいことです。どんなスタイルにするのかどんなベッドにするかを考えるだけでも楽しいものです。特にベッドフレームは部屋の大部分を占めインテリアとしてもファニチャーとしてもその存在感は部屋のスタイルを決定する要素として主張します。そして、一人で寝るのか、ご夫婦でお休みになるのか、お子様と寝るのかによってライフスタイルにも影響を及ぼします。

Contents

ベッドフレームの選び方の基本

 

ベッドを購入する場合、何よりもベッドの大きさを考えましょう。ベッドは大きなものです。部屋に設置できるかどうかはもちろんですが、部屋の家具の配置やベッドの設置場所、向きや大きさをよく考えないと思わぬ失敗をします。可能であれば数年先のライフスタイルも考慮して大きさや並べ方を決めたほうが良いでしょう。

失敗談の多くは、他の家具との干渉問題です。もちろんこれには、部屋に出入りするドアやクローゼットの扉、家具の引き出しの引きシロ、掃除やメンテナンスのためのスペースなども必要です。壁にピッタリと隙間なく設置すると、大型のマットレスをご使用になる場合、シーツやベッドパッドが変えにくくなります。また、ベッドの設置位置によっては掃除の仕方も変わります。日ごろから掃除やメンテナンスしやすいスペースも考えておいたほうが良いでしょう。

ご注意ください特に小さなお子様がご使用になる場合は壁や家具の隙間に落ちないように配慮する必要があります。
また、ご高齢の方や腰やひざに障害をお持ちの方はあまり低いベッドなどをご使用になると立ち上がるのが難しくなります。

 

●ご使用になる人数

ご利用になる人数を考えます。部屋割りの問題や生活スタイルが関係してきます。直近の問題だけでなく、例えば、転居の可能性やお子様の成長も含め少し先のことも考えておきましょう。

●マットレスのサイズ

ベッドフレームの大きさはやはりマットレスの大きさに依存します。マットレスの大きさが決まらなければフレームサイズも決まりません。マットレスのサイズは成人一人のの場合、幅が90cm・長さは195cmが標準です。ただし、メーカーによっては「ワイドサイズ」という幅広の設定商品や高身長の方のための長さ205cm(程度)のものもがあります。ですから、サイズによっては選択できるベッドフレームが限られてしまいます。
また、成人お二人で寝る場合、通常はキングサイズのマットレスをお選びになりますが、メンテナンスや掃除などを考えて、シングルサイズのマットレスを2枚並べることもできます。多くのバリエーションはありませんが、結果的にベッドフレームのサイズに合致すればよいと考えることもできます。

●機能性

寝室として利用する部屋の大きさは限られてしまいます。さらにベッドを置くことにより、ますます狭く感じてしまいます。しかし、収納機能のあるベッドフレームを使うと新たな収納スペースが生まれます。クローゼットに入れにくい長尺物収納できるベッドや「チェストベッド」のように本格的な箪笥のような作りになっているものもあります。また、寝るときにだけベットの形状になる折り畳みベッドは約半分のサイズになりますので高さや幅が収納場所にあえば便利です。さらに、移動できるタイプのものは布団を乗せたまま日の当たる場所に移動させて、日干しをするなどの使い方もできます。
普段はソファーとして機能する「ソファーベッド」も幅が半分のものや長さが半分になるものもあります。

●デザイン性

フレームの素材は大概、木製かスチール製です。木製の素材は様々あり、色や木目の風合いを楽しむことができます。また、木製のフレームにレザーやファブリックでカバーをして独特のデザインのものもあります。スチール製のものは若干安っぽく見えるものもありますが、強度を出しやすく、また木製のものとは違った色を配している物や独特の構造をしたものが多くあります。ほかのインテリアとのバランスや雰囲気をご自分の感性で楽しむことができます。

 

 

主なベッドフレームの種類

スタンダードベッド

底板の前後に脚があり、ベッド下に空間のある通常のベッドです。海外ではツインタイプベッドと呼ばれるのもです。概ね床からベッドの床板まで30㎝程度(規定は無い)の高さがあります。 部屋に滞留するハウスダストの影響を受けにくい、ベッドから立ち上がりやすいく、比較的掃除やメンテナンスしやすいことが好まれています。 ベッド下に空間があるので物を置かなければ湿気が溜まることはありません。主なデメリットは、 ベッド下にホコリが溜まりやすいことが挙げられます。 豊富なバリエーションがあります。

フロアベッド

独立した脚がないベッドで床面との隙間がなく、床とぴったりとベッドフレームが設置された構造のベッドです。圧迫感が少ないので部屋を広く見せる効果が期待できます。他のインテリアや部屋との統一感が洗練された雰囲気を与えます。ベッドが低いのでベッドから落ちても衝撃は少ないです。さらに、ベッドフレームが床面と接しているのでベッド下にホコリが入り込むことが少ないのもメリットです。しかし、ベッド下にまったくホコリが入り込まないわけではないので、マットレスと床板を上げての掃除は大変です。また、家屋内部の湿気などがベッド下に溜まりやすく、床板やマットレスにカビが付着することもありますので定期的な乾燥と清掃は必要です。

ローベッド

フロアベッドと同様、寝床面の低いベッドで、脚があり床面との間にわずかな空間があるタイプです。 フロアベッドの特徴に加え、ベッド下に空間があり空気の流れを確保できるので、カビの付着は少ないようです。しかし、スタンダードベッドの様にベッド下にホコリが溜まります。これもベッドが低いので部屋を広く見せる効果があり、部屋の他のインテリアとデザイン的な調和がしやすいので人気です。脚の高さが調整できるものもあります。 しかし、ご高齢の方や膝や腰などに問題をお持ちの方はベッドから立ち上がることが難しい場合もあるので注意が必要です。

脚付きマットレス

マットレスに床板が一体となっており、脚が付いているタイプのベッドです。ベッドフレームが無く、比較的安価なものが多い事と装飾部分がないのでシンプルでどんな部屋に設置しても違和感がないのが特徴です。しかし、マットレスのメンテナンスができないため劣化がしやすい事とマットレスが単独で選べないことを知っておく必要があります。しかし、逆に同サイズのマットレスを重ねて置くことによって、海外ではスタンダードなダブルマットレスタイプにもなります。この場合はマットレスが柔らかくなりすぎないように注意します。

機能付きベッド

引き出し収納付きベッド

ベッドと床面に引出が設置されているベッドです。 収納容量が大きいので長尺物や季節外れの衣類など様々な収納にご利用いただけます。 しかし、ベッドの床板とマットレス下面に湿気が滞留しやすいので、定期的な換気が必要です。また、収納引出の引出スペースを考えて設置することにご注意ください。
このタイプは、跳ね上げ式の収納ベッドタイプもあります。 ベッドの床板とマットレスが跳ね上げ式になっていて、ベッドの床板に下部に大きな収納空間を持つベッドです。足元から開くもの、横側から開くもの、半分ずつ開くもの、ベッドの床板が畳のものなどバリエーションが豊富です。跳ね上げ式は引出スペースが不要で大きな収納空間を持つことが魅力です。

リクライニングベッド

フラットな状態から上半身または上半身と脚の膝あたりが昇降するベッドです。ほとんどが電動モーターを一つから二つ使用しているので電動ベッドとも呼ばれます。ご自分の好みに合わせて角度を変えることができます。このリクライニングベッドは、起き上がることや立ち上がることが困難な療養中の方や高齢者の介護用に使用される場合だけではなく、ベッド上で読書やテレビを楽しんだり就寝前や目覚めた後にリラックスをするためにご使用することもできます。マットレスは附属のもの、または特定のマットレスが必要になり、選択肢が少ないのが残念です。リクライニング稼働時は小さなお子さんが手を挟んだりして思わぬケガをさせないように十分ご注意ください。

二段ベッド

子ども用から大人用まで、高さも様々なバリエーションがあります。海外ではバンクベッド(=bunkbed)と呼ばれています。二段ベッドと言うと背の高いはしご付きのベッドを想像してしまいますが。スタンダードベッドを少し高いくらいで、就寝時に下から引き出して使うタイプのベッドもあります。お部屋のスペースを有効に活用する場合には定番ともいえるベッドです。お子様がご使用になる場合はマットレスの高さと落下防止柵の高さに注意をする必要があります。

ロフトベッド

ベッド下を有効活用するためのベッドです。ベッド下に机、ソファーやタンスを置いたり、クローゼットとして使うなどベッド下が自由につかます。お部屋が狭い場合にはかなり有効です。これも高さにバリエーションがあり、高さの規格はあいまいですが背の高いベッドをハイベッド・1m前後の高さのものをミドルベッドと呼んで販売している場合もあります。大きさを慎重に検討して購入する必要があります。お子様がご使用になる場合は落下の対策を施す必要があります。大人の方がご使用になる場合は耐荷重の検討を十分してください。フレーム素材はスチール製が多いですが、木製のものもあります。

ソファベッド

通常はソファとして使い、就寝時にベッドとして使えるように簡単な操作で二つの形態を切り替えることができる物です。ソファとベッドの両方を兼ねるので部屋のスペースを有効活用できることや来客時にベッドとして利用できるために利用する方も多いです。ソファからベッドへの切り替え方も様々で通常は2~3人掛けの長椅子の背もたれ部分を倒すことでベッドへ変更しますが、1人掛けのソファからベッドへ変更できるタイプやマットレスの配置を変えるだけでベッドになるものもあります。このタイプのベッドを日々常用することをお考えの場合、衛生面や寝心地を考えると少なくともベッドパッドとシーツが必要です。また、このベッドの構造上、就寝時に背中に当たる部分がマットレスの境目や分割部分に位置すると寝心地が悪くなり、適正に就寝時の体圧の分散が行われなくなることもあります。ご購入になる前に必ず実際に寝てみて必要な対策を取ることをオススメします。

折り畳みベッド

簡易ベッドとして一時的な使用が目的です。ベッドフレームが鉄製のパイプ状のものが多いです。半分の位置で折りたためキャスターが付いているのでそのまま移動して片付けることができます。比較的安価なものが多く、人気のベッドです。マットレスが固定して付属しているものか、床板だけの場合もあります。組み立て式ですので、非力な方は苦労する場合もあります。スチール製の製品が多く組み立て式なので特有の「ギシギシ」音がする場合があります。音がする場合はボルトを締め直すか、ゴム製のワッシャーを入れるなど防止策を施すなど対策をなさっているようです。スノコ状の床板の場合、マットレスではなく和式の布団をご利用になり、陽の当たる場所に移動させ、折り畳んだベッドに布団をかけて干せば、布団を衛生的に使えますし、ベッド下の掃除もでき、湿気対策にもなり最強のクリーンな寝具となります。折り畳みベッドの利点を活かした活用方法です。

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